2020年9月18日(金)に、NUARL社からN6 ProをグレードアップしたN10 Proが発売されました。
早速発売日に視聴しましたので、音質や新機能のアクティブノイズキャンセリング/外部音取り込み機能などの感想をお伝えします。
今回ご紹介するN10 Proは、昨年発売されたN6/N6 Proが好評で多くのサイトやYoutubeで紹介されたことで人気が高い商品だったこともあり、とても注目度が高い商品ではないのでしょうか。
N6/N6 Pro紹介:たくさん種類があるけれど、結局はどのワイヤレスイヤホンが良いの?
スペック
N10 ProカラーN10PRO-BM(ブラックメタリック)
メーカー | エム・ティ・アイ株式会社 |
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ブランド | NUARL |
N10 Pro価格 | 26,950 円(税込) |
付属品 | 充電用ケース 充電用USB Type-Cケーブル Block Ear+抗菌シリコンイヤーピース(S/MS/M/L)x各2 Magic Ear+ for TWE抗菌フォームイヤピース (S/M/L)x 各2 シリコンイヤーフック ユーザーズガイド(日本語・英語・中国語) |
外形寸法 | 本体:W27.6 x H18.5 x D27.5mmm 充電ケース:W95.5 x H339.3 x D36.8mm |
質量 | イヤホン本体 :約7.4g(片側) 充電ケース:約66.0g |
連続再生時間 | 約7.0時間(SBC/AAC)約5.0時間(aptX) — ANC OFF 約5.0時間(SBC/AAC)約3.5時間(aptX) — ANC ON |
充電ケース込合計再生時間 | 最大30時間 |
充電時間 | 約1.5時間 |
Bluetooth接続 | Version5.0/Class2/マルチペアリング4台 |
※1 プロファイル | ※2 A2DP, HFP, HSP, AVRCP |
対応コーデック | aptX, AAC, SBC |
ドライバーユニット | φ10mm PTT振動板採用ダイナミック型フルレンジ“NUARL DRIVER”[N10]v3モジュール |
再生周波数帯域 | 20〜20,000Hz |
マイク | 通話用マイクx2(cVc NC搭載)・ANC(外音取込兼用)x2 |
防水性能 | IPX4 |
保証期間 | 1年間 |
認証等 | BQB/QID、電波法認証取得 |
※1 プロファイル:音楽を聴く/通話をする/再生・停止などのコントロールができるなど、何ができるかを定めた規格のこと。
※2
A2DP:高品質の音楽をステレオで聴くことが可能
HSP:携帯とヘッドセットを通信することが可能
HFP:ハンズフリーでの通話/通話開始の操作が可能
AVRCP:音楽の再生/停止/早送りなどコントロールが可能
外観/装着感
バッテリーケースはN6 Proと比べてみると細長くなりましたが、本体はN6 Proに比べ少し小さくなりました。
装着感としては、専用のイヤーフックがあることでN6 Proに比べ外れにくく付属されている2種類のイヤーピースの中からお好みのイヤーピースを選ぶことでより装着感抜群のイヤホンになったように感じました。
音質
N10 Proは、その名の通り10mmの「N10v3」のドライバーを搭載し、よりダイナミックに空間的な表現ができるようになりました。
N6 Proに比べ、低音が強く若干音域は狭く(こもっている)感じましたがその分音の跳ね返りが良く、ライブハウスで音楽を聴いているような感覚になりました。
前にボーカル、後ろに楽器とボーカルの声が近くで聴くことができるのでボーカル重視で音楽を聴きたい方にとっては良いイヤホンではないかと思います。
ANC(アクティブノイズキャンセリング)
低音の外部音はカットされていた反面、高音はあまりカットされていないように感じました。
専用アプリで音質優先/バランス/ANC優先の選択肢から、ANC優先を選択してもそこまで大きな変化はないかなとは感じましたがANC優先中でもANC搭載のイヤホンによくある音質が劣ることはなく、音質に妥協しないNUARLらしく音質は申し分ないです!
外音取り込み機能
周りの音や人の声が機械音のような違和感はなく、自然に周りの音が入ってくる感覚です。
マイク
ツインcVcを搭載したことで、相手にしっかりと自分の声が届きストレスなく利用することが可能になりました。
N6 Proは自分の声がこもっていたり音量も小さく伝わってしまい、テレビ会議中や周りに人がいるCafeなどでは相手に「もう一度お願いします。」と同じことを言うことが多かったのですが、N10 Proではテレビ会議や周りに人が多いところでも相手に声がしっかり届き明瞭感が増したたため、話す音量のことで相手に気を遣うストレスはなくなりました。
専用アプリ:N10 Connect
「N10 Connect」を利用することで、ANC/外音取込み機能の切り替えやイコライザの設定など自分好みにカスタマイズできる幅が広がりました。
N6 Proに比べカスタマイズできる幅は広がりましたが、イコライザーの切り替えのように標準/ソフト/フラットの3つから選択するといった選択形式が多く微妙な調整ができなかったことが残念でした。
逆にイヤホン自体の音質が良いので、特にイコライザーの切り替えなど細かいことはあまりしない方にとっては気にならないところではありますよね💧
最後に
音質はN6 ProとN6の良いとこ取りといった感覚に近いので、N6 Proのイメージで音楽を聴くイメージと言うよりは一旦N6 Proを忘れてN10 Proを聴いた方が良いかと思います。
私は、透き通るようなボーカルやアコースティックギターの弦が擦れるような音もしっかり聴きたいのでN6 Proの方が好みではありました。
ただN10 Proは、N10 Connectによるアップデートがあるのでイコライザーの調整やANCについては今後に期待したいです!
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参照:NUARL HP